加圧トレーニングとは、腕や脚の付根に専用のベルトを締め、血液の流れを制限して行うトレーニング方法です。
専用のベルトで適正な圧力をかけて制限しているので問題はありません。
注意:加圧用ではない器具でいい加減に締めても効果がないばかりでなく危険なので自己流はやめましょう。加圧トレーニングは専用のベルトとその資格をもった加圧インストラクターの指導により行う事が必要です。
加圧トレーニングは、通常のマシントレーニングとは違い、
「低負荷」・・・1~10キロと軽いダンベルを使用します。
「短時間」・・・一回のトレーニングは30分
「短期間」・・・早く効果が表れます。
また加圧トレーニングは筋肉痛などがほとんどないのも特徴です。
通常のトレーニングを軽い負荷で行うと、主に遅筋繊維が使われるのですが、加圧トレーニングでは軽い重りでも速筋繊維 が刺激されます。そのメカニズムは・・ 加圧トレーニングを行うと、血流が制限されるため 筋肉が低酸素状態になります。筋肉の回復に必要な酸素が制限されると、持久力に優れていてる遅筋繊維の 活動が制限され、速筋繊維の活動が促されるのです。
低酸素状態でトレーニングを行う事で、筋肉の代謝物質である乳酸が多く蓄積され成長ホルモンの分泌を促します。 成長ホルモンの代表的な効能に・・ ・骨や筋肉をつくる ・若返り(アンチエイジング) ・脂肪の代謝 ・・・などがあげられます。 実は子供から大人へと成長する過程で体型が変化するのも成長ホルモンの働きによるものです。成長ホルモンは思春期には日に何度か分泌されますが、40代で は、20代の頃の40%、80代では5%しか分泌されなくなってしまいます。 成 長ホルモンの分泌が少なくなると筋肉や肌が衰え、脂肪がつきやすくなり・・・反対に成長ホルモンの分泌を促せば、若返り(アンチエイジング)できるので す。 加圧トレーニングは成長ホルモンの分泌を通常時の100倍~290倍に高める事ができるので、アンチエイジングに非常に効果があります。実際に肌を保つこ とにも加圧トレーニングは効果的なため、美肌のために行っている方もいます。
肩こり、腰痛などの原因の一つに、筋肉のこわばりによる血行障害がありますが これを取るために運動やマッサージなど で、血行をよくします。 しかし 加圧トレーニングの場合、運動をした後にベルトを外すと、拡張した血管に大量の血液が流れるため トレーニング前よりも一時的に血流が増大しま す。 そのことで血行障害が起こっている筋肉にも血液が流れ、肩こり・腰痛の改善に役立つのです。また、ケガをした箇所にも同様に血行障害が起こっている場合が 多いので、早期回復にも効果があると言われています。 成長ホルモンの分泌により脂肪の燃焼や肌の若返り、血行障害による肩こり・腰痛などの改善が見られ、しかも1回30分の短時間、週に1回でも効果的なト レーニング法なのです。